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3Dプリンタ製照英、仕上げの塗装と化粧。

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2014/05/01 11:36 am
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sef1
髪を塗ったらのっぺり
前回の記事で肌の塗装を終えていたが、結局またやり直していた。塗り直しも6度目になると塗料の調合、エアブラシの吹付けに慣れ、納得のいく結果を得ることができた。その後、アクリルガッシュの黒で髪をベタ塗りしたのだが、ご覧の通り酷い有様だ。のっぺり、真っ黒、カツラかい。
sef2
オペを開始する
サフレス塗装で透明感を得た代わりに陰影がはっきりせず、ぼやけた印象があるので、墨入れを。それに加え、眉毛・唇への彩色、タミヤウェザリングマスターでのお化粧、髪へのハイライト入れなどの各種仕上げを行った。
sef3
こんばんわ。デジタルファブリケーションの産物です。
モデリング、3Dプリンタでの出力、塗装と結構な時間を掛けてしまったが、照英ヘッド制作メモも残すところあと1回。あとは涙を表現して、特集記事に纏めれば終了の予定。ようやく「3Dプリンタで照英を出力する」という義務感から開放されるのだ。

3DプリンタPRN3D製照英ヘッド、出力成功

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2014/04/16 9:44 am
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3dsh
キモイー
一旦の目標であった3Dプリンタでの照英ヘッド出力がとりあえず成功した。
どこか暖かみのあったスカルピー製照英ヘッドと違い、異様にリアルで死体のような印象を受け、正直怖い。表面処理をし、塗装を追い込んで施せば相当リアルになるんじゃなかろうか。一体俺は何を目指しているのか。
3dsh2
配線を固定するプリントパーツを付け忘れてます。
午前10時頃に稼働開始。ヒーテッドベッドは非加熱。マスキングテープにスティック糊「消えいろPIT」を塗り、ラフト有り、積層ピッチ0.05mm、素材はABSという条件でスタート。接着は強固で剥がれは認められないが、しばらく時間が経った後の収縮でマスキングテープに若干の浮きが生じる。マスキングテープ糊面の接着力がもう少し高いと大丈夫そうだけど…
3dsh3
日は暮れても出力は続く。出力完了までは11時間を要した。くずくず状の物は極小のサポート材が剥がれた跡。出力物表面に影響は無い。途中、用事で外出していたが、状態が心配なので、確認用にライブカメラでUST配信していた。
3dsh5
おれたち、ブラザー。
次の行程では表面処理を行ってから塗装に進みたい。あと、元データは過剰なほど細部までディティールにこだわりモデリングを行っているが、最小ピッチで出力したとは言っても、当然完全には再現できていない。でもこれ、外部の出力サービスでプリントしたらどうなるんだろう。試しに発注してみたい欲が出てきた。

3Dプリンタ「PRN3D」で照英ヘッドをテスト出力

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2014/04/15 9:44 am
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shtesttitle

先日公開したSculptrisでのモデリング進捗で、照英ヘッドの顔の一部をテスト出力し、予定サイズでのプリントはほぼ問題が無い事を確認できていた。大きなサイズは大丈夫。んじゃ、小さなサイズはどうなのか。気になる。
早速試してみた。いでよ、ミニ照英。
shtest1
ちゃんと出とるやないか…ちゃんと照英してる。
所有しているフィラメントが白色で、iPhoneのカメラではまともに写せないのでサフを吹いた。
小さい方のヘッドは高さ3cm程で、積層ピッチは0.05mm。大きいヘッドは高さ4cm強で積層ピッチ0.1mm。積層ピッチ0.05mmの差は大きく、大きいヘッドよりも小さいヘッドの方がきれいに出力されている。積層ピッチは表面の質というよりも、ディティールの再現度において影響が大きい。
積層跡はFDM(熱溶解積層法)3Dプリンタの宿命としてある程度仕方が無いと思っているが、これくらい表面処理で何とでもなる。この小ささでここまでディティールを再現できたら上出来だ。
shtest2
こんばんわ。キメラ照英です。
このミニヘッドの出力には3.5時間を要したので、胸部も含んだ本来のサイズだとプリントに10数時間はかかる見込み。今度の休日にでも本番出力を行いたい。

Sculptrisでのモデリング進捗

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2014/04/13 9:44 am
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sptitle

3Dプリンタ用で出力用のデータを毎夜少しづつ制作中。モチーフは勿論、以前粘土で作った事もある照英だ。今度は3Dプリンタでリベンジを果たす。
sp1
3Dモデリングに用いているソフトはSculptris。一般的なポリゴンモデラーと違い、粘土を扱うかのように直感的に造形する事ができる。触り始めはなかなか思い通りに作ることは難しいが、慣れてしまえば直感的に造形ができる。上の画像のような球を変形させながら造形していくのだが、人間の顔や動物、クリーチャーなど、有機的なモチーフに向いている。モデリングソフトとしての機能はシンプルだが、単純な分造形に集中しやすい。しかもこれがフリーだというのだから太っ腹。
sp2
少しづつデジタルこねこね。毎日少しづつ作っていたため、夢にまで出てくる始末。僕ほど照英と向き合っている人間はそうはいないのじゃないだろうか。リアルな粘土と違いトライ・アンド・エラーが容易なので、微調整が延々と続く。
sp3
これが完成に近いデータ。まだ満足していないが、ここで一度顔の一部をテスト出力しておきたい。そもそもここまで細かくモデリングしても、3Dプリンタでちゃんと出力されるのか。僕はうんこしか出力した事がないんだ。
sp4
おお…きれいに出てるやないか。積層ピッチ0.05mm、ABSで出力。
現在もモデリング進行中。完成したら特集でまとめる予定。

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