LEGOでステディカムのプロトタイプ的な物を試作していたが、照英造りも落ち着いてきた今日このごろ、ステディカムの実制作を進行する。設計にあたって使用したCADはフリーソフト「
123D Design」。で必要最低限の機能しか持ちあわせていないが、ホビー用途には必要十分といったところだ。そのシンプルさゆえに、初見であらかたの使い方は理解できた。ちょっと動作が重いのが玉にキズ。
うんこや照英などのモデリングと違い、今回は機械の機構を設計するので適当な精度が要求される。まずは肝心要のジンバル部を設計し、3Dプリンタで出力してみたのが上記の写真の物だ。ベアリングとM5のナットが四方に入る形状だが、金属部品の採寸通りに設計、出力をしたら若干穴が小さく、部品を入れることができなかった。ABSの収縮が原因なのか、それとも3Dプリンタの精度の低さからくるものなのかは定かでは無いが、ホビーユースの3Dプリンタに厳密な精度を求めるのもアレなので、特性にあった設計をすればいい。所詮は黎明期の玩具なのだから。
仮組みしてみたものの、ジンバルの可動範囲が小さい事や、このまま組めば干渉する箇所が出てくる、形がダサいなど様々な問題点が見えてきた。が、CADでデータを修正、再度出力。という流れが1時間以内に行えてしまうので、失敗を恐れずに試作ができて楽しい。