少し間が開いたが、3Dプリンタでの造形を終えていた照英の表面処理を終えた。積層跡が若干残っているが、あまりに滑らかにしてしまうと二次元アニメ系のフィギュアのようになりかねない。強引だが、肌のテクスチャとして受け止める。
表面の研磨用にRYOBI製のホビーリューターを購入。ホームセンターで見かけるプロクソンのリューターは連続稼働時間が短く、パワーも弱いとの評判なので避けた。先端の研磨工具はスジボリ堂のヤスリボール。凹凸に追従する為、ディティールを崩さずに楽に表面処理を行う事が可能だ。
今回改めて感じたが、こういった電動工具は室内で使うものでは無い。試しにリューターを室内で使用すると、粉塵が盛大に舞う始末。これは駄目だという事で、夜ベランダでギュリギュリと研磨作業に勤しんでいた。ちなみに自宅の前面左右に人家は無いという環境なので、リューター程度の音は問題無い。
以前制作した
スカルピー製照英では塗装にアクリルガッシュを用いていたが、今回はクリアー塗料をメインにサフレス塗装に挑んでみたい。乳白色のフィラメントで印刷された3Dプリンタ照英はいい具合に光が透過しており、この特性を生かして塗装すれば良い結果が得られるのでは無いかと考えた。それに従ってサフレフ塗装に関するWEBのコンテンツを漁っていたが、出てくるものは大半が美少女系フィギュアのサフレフ塗装Tips。違うそうじゃない。僕が望んでいるのは汗と涙が迸る雄なんだ。