ダンボール製ダンボーにLEDを仕込んだ

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2014/08/16 11:36 am
Blog Category / 制作ログ
 

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夏休みも残すところ半月。娘が工作のテーマで悩んでいるのを傍目にし、昨年作ったダンボーの事をふと思い出した。せっかく完成させたものなので、ここでログとして記録したいと思う。
段ボールダンボーキット
よつばとでお馴染みの「ダンボー」。我が家の娘もこの漫画とダンボーを大変気に入っている。昨年、夏休みの工作を何にしようかと二人でネットを眺めていたところ、ダンボーの工作キットが目に入った。
簡単そうだし、作った後は部屋に飾ってもかわいいし、これいいんじゃね?ということで即発注、そして翌日にはキットが到着した。
簡単に完成するも、納得がいかない父娘
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説明書を見ながら娘が組み立ててゆく。少し複雑な関節の組み立てで躓いていたが、段ボール製という事もあってテキパキと形ができてくる。オヤジである僕はアドバイスと困った時の手助けに徹した。
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完成。すっげぇダンボー感。
作業時間は2時間程だっただろうか、呆気無く完成してしまった。やっべえ、かわいいぜダンボー。その完成の喜びを娘と分かち合った。
が、なんだろうこの気持ち。納得がいかない。素組みのダンボーは、果たして夏休みの工作と言えるのだろうか。娘にも「何か違うよな?」と聞いてみると、確かにこれでいいのか?と微妙な気持ちを抱いているとの答えが。
僕・娘「スイッチ付けて、目、光らそうぜ!」

早速改造に取り掛かる
目を光らすにあたり、数カ所に改造を施した。ダンボーキットの目はただの穴で、そのままLEDを仕込むと小さな点光源が光るだけの状態になってしまう。それを防ぐ為、家に転がっていたアクリルの切れ端をヤスリがけして貼り付けた。これで光が拡散するはずだ。
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ガワを外したダンボーは少しホラー
口もたんなる空間になっており、そのままでは目の箇所の光が口から漏れてしまう。そこで、キットで余った段ボールで光漏れが無くなるように加工を施した。
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ゆるい電子工作
娘にいきなりはんだ付けを行わせるのは少しハードルが高いので、簡単にできるように在庫していたミニブレッドボードを使用。ブレッドボードの電気の流れ、LEDの極性、抵抗など、LED点灯の決まり事を教え、二人で一緒に配線していった。
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入れてみ?このスイッチ入れてみ
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カッ
原作の場合、スイッチにはスライドスイッチが使用されているが、今回の工作では家にあった物で間に合わせた。ちなみにLEDはフルカラー、時間とともに色が少しづつ変化するので、なんだかダンボーが美しい。この後、壊れないように丁寧にパッキングし、夏休み明けの登校日まで封印。
夏休みを終え、無事学校で展示されたダンボーは校内でウケたようだ。その後も我が家のリビングに堂々と立ち、インテリアとして溶け込んでいる。
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もうすっごくナチュラルに溶け込んでる
以上、定番とも言えるダンボーキット改造。キット制作、改造を含めて半日ほどで仕上がるので、よつばとファンには是非チャレンジしてもらいたい。それはそうと、よつばと13巻は一体いつ出るんや。はよ。
このダンボーキットにサーボモーターを組み込んでロボット化している猛者がいて感動した。


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