今年の2月にRepRap系統の国内メーカーによる3Dプリンタ「PRN3D」を手に入れていたが、組み立てと幾度もの調整を経て、最近ようやく安定したプリントを行えるようになってきた。テスト用のオブジェクトとして簡単なうんこをモデリングし、印刷したのが上記の物。
で、よく見てもらいたいのが、このうんこのサイズ。左のうんこは3cm角でレイヤー積層0.1mm。真ん中のミドルうんこはメーカー公称最小積層ピッチで出力。右端のマイクロうんこにいたっては、わずか1cmだよ、1cm。爪先くらいの大きさでしかない。
この大きさでこの細かさとなると、肉眼では積層跡や波模様が殆ど分から目視できなくなる。僅か5万円の個人向け3Dプリンタでこの仕上がりは予想外の結果だった。僕が注文した当初はまだメーカーから出荷が始まっておらず、印刷サンプルはオフィシャルサイトに掲載されている円柱くらいのもの。「こりゃ人柱覚悟で買わないとなー、でも5万だから駄目な代物だとしても玩具として諦めがつくよなー」程度の期待度で、いや期待を全く持たずに発注したんだ。
組み立てキット5万円という価格からか構造は簡素で、キット内のプリントパーツの精度が悪かったりと値段相応だなと思える所もある。しかし、全てのパーツデータは公開され、ユーザー自ら改良する事ができる。実際に
Thingiverseには早くも改良パーツのデータがアップロードされている。