"制作ログ"
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100%LEGO製ステディカム(カメラスタビライザー)を作った。

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2014/04/17 10:58 am
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std1
正確に言うと、作るつもりはなかったけど何となしにできてしまった。
3Dプリンタでうんこや照英ヘッドなど、お前真面目にやるつもりねえだろと言われかねない物ばかり出力していたが、次は真面目にステディカムにチャレンジしたいと思っていた。ほら、最近よくブレのない、空を飛んでいるかのような滑らかな映像を見かけるじゃない。市販品だとマリーンなどを良く耳に(目に)する事が多い。
こういった物は、当然のように世界のDIY精神溢れるメイカー達がこぞって身の回りの物を利用して自作している。自分もこのアイテムが欲しい訳だが、高い市販品を買うという選択肢は一切無い。高い、無理。
で、設計前に、LEGOでステディカムの勉強がてら、プロトタイプを作ってみようと手を動かしていた。ジンバルという3軸機構がキモで、ここの仕組みをだけを組むつもりだったが、遊んでいるうちに「これ、ステディカムの形にしたら案外いけるんじゃね?」と、最後まで組んでみる事にした。LEGOはね、うんと楽しいね。
std2
できちゃったんだな。LEGOの懐の深さたるや…
ご覧の通り均衡を保っており、格好だけは一丁前にステディカムの姿をしている。試しに動画を撮ってみると、剛性の無さからか滑らかさに欠けてはいるが、多少なりステディカム独特の浮遊感が確認できた。LEGOすげー。
ジンバル部分の仕組みは十分理解できたので、
このLEGOプロトタイプを参考に次はCADでの設計に移りたい。

3DプリンタPRN3D製照英ヘッド、出力成功

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2014/04/16 9:44 am
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3dsh
キモイー
一旦の目標であった3Dプリンタでの照英ヘッド出力がとりあえず成功した。
どこか暖かみのあったスカルピー製照英ヘッドと違い、異様にリアルで死体のような印象を受け、正直怖い。表面処理をし、塗装を追い込んで施せば相当リアルになるんじゃなかろうか。一体俺は何を目指しているのか。
3dsh2
配線を固定するプリントパーツを付け忘れてます。
午前10時頃に稼働開始。ヒーテッドベッドは非加熱。マスキングテープにスティック糊「消えいろPIT」を塗り、ラフト有り、積層ピッチ0.05mm、素材はABSという条件でスタート。接着は強固で剥がれは認められないが、しばらく時間が経った後の収縮でマスキングテープに若干の浮きが生じる。マスキングテープ糊面の接着力がもう少し高いと大丈夫そうだけど…
3dsh3
日は暮れても出力は続く。出力完了までは11時間を要した。くずくず状の物は極小のサポート材が剥がれた跡。出力物表面に影響は無い。途中、用事で外出していたが、状態が心配なので、確認用にライブカメラでUST配信していた。
3dsh5
おれたち、ブラザー。
次の行程では表面処理を行ってから塗装に進みたい。あと、元データは過剰なほど細部までディティールにこだわりモデリングを行っているが、最小ピッチで出力したとは言っても、当然完全には再現できていない。でもこれ、外部の出力サービスでプリントしたらどうなるんだろう。試しに発注してみたい欲が出てきた。

3Dプリンタ「PRN3D」で照英ヘッドをテスト出力

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2014/04/15 9:44 am
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shtesttitle

先日公開したSculptrisでのモデリング進捗で、照英ヘッドの顔の一部をテスト出力し、予定サイズでのプリントはほぼ問題が無い事を確認できていた。大きなサイズは大丈夫。んじゃ、小さなサイズはどうなのか。気になる。
早速試してみた。いでよ、ミニ照英。
shtest1
ちゃんと出とるやないか…ちゃんと照英してる。
所有しているフィラメントが白色で、iPhoneのカメラではまともに写せないのでサフを吹いた。
小さい方のヘッドは高さ3cm程で、積層ピッチは0.05mm。大きいヘッドは高さ4cm強で積層ピッチ0.1mm。積層ピッチ0.05mmの差は大きく、大きいヘッドよりも小さいヘッドの方がきれいに出力されている。積層ピッチは表面の質というよりも、ディティールの再現度において影響が大きい。
積層跡はFDM(熱溶解積層法)3Dプリンタの宿命としてある程度仕方が無いと思っているが、これくらい表面処理で何とでもなる。この小ささでここまでディティールを再現できたら上出来だ。
shtest2
こんばんわ。キメラ照英です。
このミニヘッドの出力には3.5時間を要したので、胸部も含んだ本来のサイズだとプリントに10数時間はかかる見込み。今度の休日にでも本番出力を行いたい。

Sculptrisでのモデリング進捗

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2014/04/13 9:44 am
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sptitle

3Dプリンタ用で出力用のデータを毎夜少しづつ制作中。モチーフは勿論、以前粘土で作った事もある照英だ。今度は3Dプリンタでリベンジを果たす。
sp1
3Dモデリングに用いているソフトはSculptris。一般的なポリゴンモデラーと違い、粘土を扱うかのように直感的に造形する事ができる。触り始めはなかなか思い通りに作ることは難しいが、慣れてしまえば直感的に造形ができる。上の画像のような球を変形させながら造形していくのだが、人間の顔や動物、クリーチャーなど、有機的なモチーフに向いている。モデリングソフトとしての機能はシンプルだが、単純な分造形に集中しやすい。しかもこれがフリーだというのだから太っ腹。
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少しづつデジタルこねこね。毎日少しづつ作っていたため、夢にまで出てくる始末。僕ほど照英と向き合っている人間はそうはいないのじゃないだろうか。リアルな粘土と違いトライ・アンド・エラーが容易なので、微調整が延々と続く。
sp3
これが完成に近いデータ。まだ満足していないが、ここで一度顔の一部をテスト出力しておきたい。そもそもここまで細かくモデリングしても、3Dプリンタでちゃんと出力されるのか。僕はうんこしか出力した事がないんだ。
sp4
おお…きれいに出てるやないか。積層ピッチ0.05mm、ABSで出力。
現在もモデリング進行中。完成したら特集でまとめる予定。

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